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玉突き事故の前後損傷車の修理してます。②

GWまで約1週間ですね。
連休前はいつものことですがバタバタになります。
ぽかぽか陽気のせいかはわかりませんが、うっかり運転の事故が増えていますので運転はお気をつけ下さい。

さて4/14の記事の続きです。
玉突き事故のアクア。
リアフロアの奥まで損傷が波及していたため、フロアを外しフレーム修正機で引出しました。
フロアやバックパネル等の骨格部品はスポット溶接でつなぎ合わされています。外すためにはそのスポットを一つ一つスポットカッターというで特殊なドリルで揉んで行く為、大変時間がかかります。

パネルを外した後、メーカーより取り寄せた新品のリアフロア(灰色)とその後ろのバックパネル(黒)をスポット溶接しました。
溶接前に骨格の寸法出しをしっかりしておくことが大事です。
寸法がずれた状態でスポット溶接すると、最後の取り付けるバンパーやテールレンズなどの隙間がおかしくなってしまいます。
他にも細かな部分を板金し、塗装工程へ回りました。

 

 

次は同じく玉突き事故のタント。
アクアと同様にフレームの寸法を出してからリアフロアとバックパネルを溶接しました。
フロアもバックパネルも部品が細かく設定されているため全て正確に溶接していくのは経験が必要です。
こちらもクォーターパネルやルーフの板金をし塗装工程へ回りました。

板金スタッフはこの2台にかかりっきりではなく、同時作業で他の事故車の板金や塗装が仕上がった車の部品の組付けなどいくつもこなしています。
他の作業をしながら大きな事故車をお約束した納期通りに修理完成させるのはなかなか大変です。
板金スタッフの頑張りでこの2台は連休前までに何とか納車できそうです。

 

でも、しかしもう一台もっとひどいアクアが!
フロントフェンダー、センターピラー、サイドシル、クオータパネル、足回りまで損傷があります。
こちらは思ったよりひどく時間がかかりそうです。
早めに納車できるようにスタッフ全員で頑張っていますのでもうしばらくお待ち下さい。
(確実性、安全性に注意して作業している為、どうしても納期が延びてしまうこともあります。その時はスミマセン)

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