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玉突き事故の前後損傷車の修理してます。①

玉突き事故の真ん中の事故車が立て続けに入庫しました。

ともに相手保険会社の全額賠償で修理となります。

まずはトヨタアクアです。

追突されてバックドアは大きくへこみリヤフロアまで変形しています。また左側に車体が歪み左リアドアとリアクオーターの隙間が狭くなっています。前側もフレームが歪み首を振っています。

フレーム修正機にセットしメーカーのボディーチャート(寸法図)に合わせて1ミリ単位でフレームを修正し、壊れた部品や骨格パネルを切り替えていきます。

まずは前側から修理にかかりました。ハイブリッド車なので電装系に異常がないか確認しながら作業を進めました。前側が終わると次は後部です。リアフロアの奥まで変形しており今回はリアフロアのパネル交換になります。

今日はフロアーの溶接を外し取り外すところまで進めました。

 

次はダイハツタントです。

こちらも玉突き事故の真ん中です。アクアと同じ様に後部のリアフロアは奥まで変形しており後部はごっそりパネル交換になります。前側は比較的損傷が軽く短時間で作業は終わりましたが、後部の作業は時間がかかります。

変形したパネルはまずフレーム修正機で粗引きしてある程度の寸法まで合わせた後に切り離し、ボディーチャートでフレームの寸法を出しながら交換していきます。粗引き前と後ではリアフロアの形がだいぶ違うのがわかるでしょうか。

今週はここまででした。ともにゴールデンウイーク前までに納車です。

連休前までにもう一台側面の大きな事故車を間に合わせなければいけないので現場はバタバタしそうです。

 

2台ともかなりの衝撃だったと思いますが人が乗るキャビンまでは潰れていません。

衝撃吸収の構造や使用している鋼板の向上で昔と比べて安全性は格段に上がっていると思います。

その分修理が色々とかなり大変になってきていますけどネ

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